『アメージングスパイダーマン2』 これでいいのか?映画よ?
これでいいのか?映画よ・・・?
あらすじ:ピーター(アンドリュー・ガーフィールド)と恋人のグウェン(エマ・ストーン)の卒業式の日。ピーターはスパイダーマンとしてオズコープ社の電気技師・マックスを助け、マックスはスパイダーマンを敬愛するようになる。その頃、ピーターの幼なじみであるハリー・オズボーンがNYに戻り、巨大企業オズコープ社を継ごうとしていた。ある日、オズコープ社の事故によりマックスは電気を操る“エレクトロ”となってしまう。高校を卒業したピーターとグウェンはすれ違うようになっていく、グウェンはイギリスの大学に留学が決まり、ピーターは死んだ両親のことやグウェンのことで悩むようになる。
そこへ、エレクトロ(マックス)が現れ町で暴れる、ピーターはマックスであることに気づき説得するが、既に人間の心がないエレクトロには思いは通じず、力でエレクトロを倒す事になる。
囚われたエレクトロはオズコープ社の管理施設で監禁拷問を受けることとなる。
オズコープ社を継いだハリーは自分の病気を治すためにスパイダーマンの血を求めるようになり、写真を撮っていたピーターに相談する。ピーターは知り合いでは無いと否定するが、その晩スパイダーマンとしてハリーの元を訪れ、血を分けることはできないことを伝える。
荒れるハリーだったが、亡き父の残した形見によって、オズコープ社の地下に研究の内容が残されていることと、エレクトロの存在を発見する。
だがそれに気づかれたくないオズコープ社の重役によって会社を追放されてしまう。
オズコープ社を追放されたハリーはエレクトロの元へ行く、エレクトロとハリーはオズコープ社へ乗り込み、ハリーはスパイダーマン研究の薬を注射して、同時に開発していた軍事兵器を手にする。スパイダーマンへの恨みが募っていたエレクトロはスパイダーマンを探して町を破壊し続ける。そこへ、やってくるスパイダーマン再び対決する、エレクトロとスパイダーマン。スパイダーマンとハリー。
この話し相当めちゃくちゃです。
ストーリー展開はめちゃくちゃだし、お芝居は下手だし、好きよ、嫌いよってその間をすっ飛ばして、言葉だけで感情を表しちゃって正直お粗末なドラマになってるけどお構いなし。よくこの脚本で映画作成にGOサインが出たなと思う。
しかしアクションシーンの迫力には圧倒されるものがあって興奮しっぱなし、ギャグもなかなか冴えてる。携帯の着信音がスパイダーマン♪スパイダーマン♪だったり、ここぞってとこでいい感じに脱力させてくれる。
そんな軽めのスパイダーマンなのでツッコミどころ満載。
エレクトロ水に弱すぎ消防車の放水で倒れるなんて、電気なまずじゃないの?
スパイダーマンとなったピーターがオズコープ社でハリーと会うシーンなんて、絶対声でわかる。
ハリーが単身オズコープ社に乗り込むがオズコープ社、警備甘すぎ。あれなら誰でも入れる。
スパイダーマンとエレクトロの対決でグウェンが電気をスパイダーマンのタイミングで流すシーンでは装置にたどり着いたが鍵がかかっている。振り向くとそこに鍵が・・・そんな一瞬で発見できるなら、鍵がかかってる描写いらないだろう。
ハリーのけつポケットにスパイダーマンの仮面?赤い布の様なものがいつも入ってる。そんな大事なもの気軽につっこんでていいのかよ(笑
すべてギャグなのかなんなのか、ツッコミどころ満載のスパイダーマンだが、それを差し引いても興奮させてくれるアクションシーンでハリウッドの重役は勝機を見出したのだろう。マーク・ウェブの軽い語り口はサム・ライミの計算され尽くして隙の無い作り(シリーズ途中からやる気はなくなってると感じるが)とは違ってこれはこれで面白い。
賛否両論ある、グウェンの死はパート3への伏線だからしょうがない。
古今東西パート2は暗い展開になるのは決まっている。
これでいいのか?映画よ・・・? 面白ければいいんです・・・?
これを気にスパイダーマンシリーズを再見しようと思った。
適当スパイダーマンオススメです。
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